30日に明治天皇崩御110年 百十年祭に記念展も開催

明治天皇が身に着けた黄櫨染御袍=明治神宮ミュージアム(鵜野光博撮影)
明治天皇が身に着けた黄櫨染御袍=明治神宮ミュージアム(鵜野光博撮影)

明治天皇の崩御から、30日で110年を迎える。明治神宮(東京都渋谷区)では明治天皇百十年祭が行われるほか、明治神宮ミュージアムでは、110年の節目と生誕170年を記念した「みかどの御召物-明治天皇の黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)-」が開催されている。

明治天皇は明治45年7月30日に崩御。当時の東京市民から「陵墓を東京に」と求める声が高まり、最終的に明治天皇と昭憲皇太后を祭る明治神宮が大正9年、2人にゆかりがある代々木の地に鎮座した。

明治天皇百十年祭は30日午前9時から行われ、神楽舞が奉奏される。新型コロナウイルスの感染拡大防止ため、明治神宮は参列者の案内を自粛している。

記念展では、明治神宮が所蔵する明治天皇が身に着けた黄櫨染御袍3点を、ミュージアム前身の宝物殿を含めて初めて一堂に公開。平安時代から重要儀式の装束に定められていたが、即位礼でも使われるようになったのは明治以降で、唐風から和風への転換を図った明治から、令和の即位礼につながる皇室の伝統を示す内容となっている。

ほかに明治天皇の軍服や、崩御を伝える新聞なども展示。9月4日まで。

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