中華料理店のナメクジ騒動 元従業員会見「改善を」

仙台市保健所が立ち入り調査に入った大阪王将の仙台中田店=25日、仙台市
仙台市保健所が立ち入り調査に入った大阪王将の仙台中田店=25日、仙台市

仙台市太白区にある中華料理店「大阪王将 仙台中田店」の衛生管理のずさんさが指摘されている問題で、退職直後にツイッターで告発した元従業員の男性(23)が28日、市内で記者会見し、同店の運営会社に対し「残った従業員のために衛生面や待遇を改善してほしい」と訴えた。

男性は平成30年、同店をフランチャイズ経営する飲食サービス会社「ファイブエム商事」(同市若林区)に入社し、同店で昨年12月から働いていたという。

男性によれば、同店の調理場は清掃が徹底されておらず、ナメクジやゴキブリ、コバエなどの害虫は駆除が追い付かないほど発生していた。店長や同社幹部に改善を求めても反応は消極的だったという。豆腐など腐りかけた食材を使った料理が提供される場面を目撃したこともあったという。

男性は今月24日の退職直後、店内の不衛生な状態を画像とともにツイッターに投稿すると、同社や大阪王将への批判コメントが殺到。男性はネット上での反響について「汚い店では料理を食べたくないという当然の考えに加え、ブラック企業で(経営側に)何も言えずに辞めていった人たちの賛同もあったのではないか」と語った。

ファイブエム商事は男性が告発した内容について調査しており、25日に同社ホームページで「結果と対応について改めて情報発信する」とコメントした。仙台市保健所は25日に同店の立ち入り検査を行い、清掃が行き届いていない部分について改善を指導した。

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