山形県産「デラウェア」品評会 最優秀賞に佐藤さん

令和4年産のデラウエアの着色、粒揃い、詰め方など丁寧に見る審査員たち=28日、山形市(柏崎幸三撮影)
令和4年産のデラウエアの着色、粒揃い、詰め方など丁寧に見る審査員たち=28日、山形市(柏崎幸三撮影)

令和4年度山形県産のブドウの品種「デラウェア」の善しあしをみる品評会が28日、山形市の霞城セントラルで開かれ、最優秀賞の山形県知事賞には上山市の農家、佐藤慎二さんが選ばれた。

出品されたのは、各地域のえりすぐりのデラウェア35点。主に県南部地区からの出品が多く、粒ぞろいであるか、着色や光沢、外観の品位、熟した果実に見られるブルームの付き具合、また2キロ詰めの箱に丁寧に詰められているか―などを審査。審査員は、審査項目の8点から総合的に判断して選んだ。

全国のブドウ産地の中でも山形県は、4割以上のデラウェアを生産する大産地ながら、平成12年に4024戸あったブドウ農家は令和2年には1859戸になるなど、デラウェアはじめブドウ農家は減少している。品評会は、ブドウ栽培農家の生産意欲の向上と経営安定を図るために開始された。

審査を終えて審査委員長の石黒亮・山形県園芸農業研究所長は「気象変動が激しいなか、生産者の卓越した技術を感じた。最優秀賞は玉張り、果粉のノリ、すばらしく申し分のない結果だ。今年は栽培環境が良くなかったが、生産者の努力で高品質のデラウェアの出荷が届けられると思う」と講評した。

優秀賞には、大場健、四釜昌和、佐竹祐宏の3氏で、最高糖度賞は、山川良弘氏の22・6度だった。

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