日本相撲協会は27日、東京・両国国技館で大相撲秋場所(9月11日初日・両国国技館)の番付編成会議を開き、日大出身で25歳の金峰山がカザフスタン出身初の関取となった。昨年九州場所で三段目100枚目格付け出しで初土俵を踏み、所要5場所でのスピード出世。「早く上がりたかった。カザフスタンで初めてというのは一番大事なこと」と満足そうだった。
柔道の大会で出会った元横綱朝青龍の勧めで高校3年時に来日し、本格的に相撲に取り組んだ。191センチ、165キロの大器は「相撲で日本に来るとは思わなかった。(元朝青龍に)関取に上がることができたと伝えたい」と語った。