30年前のにぎわい再び 埼玉・本庄の七夕祭り復活

埼玉県本庄市でかつて毎夏開かれていた七夕祭りが、約30年ぶりに復活することになった。市内各地の商店街が七夕飾りで彩られ多くの出店が軒を連ねる夏の風物詩として親しまれていたが、商店街の衰退などを背景に途絶えていた。往年のにぎわいを知る商店街関係者らが再開を計画し、「本庄七夕まつり」として8月7日に開催する。

企画したのは、市内でさまざまなイベントを開いてきた商店主たちの団体「ほんじょうマルシェ実行委員会」。子供時代に七夕祭りを楽しんだ世代が会の中心メンバーになってきたことから、行事を復活させようという構想が具体化した。山田康博代表(54)は「ノスタルジックさを感じてもらいたい」と期待を込める。

昨年夏も市内の一部に七夕飾りを並べるなどの小規模な形で開催したが、今年は本格的な復活となりそうだ。市中心部の「三交通り」を歩行者天国にして出店を集め、高さ約15メートルの「御神竹」を据える。市によると、七夕祭りで飾られる竹としては県内で最大級という。

かつての七夕祭りは徐々に規模が縮小された末、平成の初めごろから開かれなくなった。市商工観光課の担当者は「毎年継続され、再び本庄の風物詩として定着していけば」と話した。(兼松康)

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