サウジ皇太子ギリシャ訪問 記者殺害事件後初EU入り

26日、アテネで行事に参加するサウジアラビアのムハンマド皇太子(左)とギリシャのミツォタキス首相(ロイター=共同)
26日、アテネで行事に参加するサウジアラビアのムハンマド皇太子(左)とギリシャのミツォタキス首相(ロイター=共同)

サウジアラビアの実権を握るムハンマド皇太子は26日、ギリシャを訪問した。AP通信などによると、皇太子の関与が指摘された2018年のサウジ人著名記者カショギ氏の殺害事件後、皇太子が欧州連合(EU)加盟国を訪れたのは初めて。サウジ国営通信によると、ギリシャの後にフランスも訪問する。

皇太子は今月中旬、就任後初の中東歴訪でサウジ西部ジッダを訪れたバイデン米大統領と会談したばかり。カショギ氏殺害事件で国際的な信用が傷ついたが、今回の訪問でも威信の回復を国内外にアピールする狙いがありそうだ。

皇太子はギリシャの首都アテネで、同国のミツォタキス首相と会談。サウジ国営通信によると、両国はエネルギーや投資促進、軍事などの分野で合意書や覚書を多数交わした。皇太子には多くの閣僚やビジネス界代表らが同行した。皇太子はフランスでも2国間関係の強化について協議する。

(共同)

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