生後2か月の次男を冷凍庫に入れた父親に罰金30万円 大阪地裁

大阪地裁=大阪市北区
大阪地裁=大阪市北区

生後2カ月の次男をマイナス18度の冷凍庫に約10秒間閉じ込めたなどとして、暴行罪に問われた父親の会社員の男(43)に対する判決公判が25日、大阪地裁で開かれ、大久保優子裁判官は求刑通り罰金30万円を言い渡した。

男は、昨年4月15~16日に家族旅行で福岡市内のホテルに宿泊。この間に冷蔵庫や冷凍庫にそれぞれ約10秒間、服を着て布でくるんだ状態の次男を入れ、扉を閉めたとして逮捕、起訴された。

大久保裁判官は判決理由で、閉じ込めにより低体温症や呼吸困難などに陥る危険性があったと指摘。少なくとも次男に不快感を与えたと推認し、「暴行にあたる」と認定した。

ただ実際には健康被害はなかったことから、懲役刑ではなく罰金刑とした。

被告側は冷凍庫に入れたことは認めたが、「暴行には当たらない」と主張。冷凍庫の大きさと比較する形で、小さい次男の身体を写真に残す目的だったと訴えていた。

男は次男に対する傷害容疑でも、複数回にわたり逮捕されていたが、いずれも不起訴(起訴猶予・嫌疑不十分)となっている。

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