4票差の超激戦 尾花沢市長選 接戦相次ぐ山形県

任期満了に伴う山形県尾花沢市長選は24日に投開票され、元防衛省職員で無所属新人の結城裕氏(65)が、再選を目指した無所属現職の菅根光雄氏(71)を破り初当選した。得票数は結城氏が4744票で、曽根氏の4740票をわずか4票上回る薄氷の勝利だった。投票率は前回より1・2ポイント減らし、74・9%。

前回の平成30年選挙も両氏の一騎打ちとなり、結城氏が菅根氏に226票差で敗れていた。雪辱を果たした結城氏は選挙結果について「重責を受け止め、今の尾花沢市を変えられるのは私だという思いでやる」と意気込んだ。

尾花沢市長選に限らず、近年の山形県では拮抗(きっこう)した選挙戦が続いている。

令和元年11月の米沢市長選は現職が元衆院議員の新人を退けたが、24票差の僅差だった。同年9月の新庄市長選も現職が4選を果たしたが、元市議の新人に55票差まで追い上げられた。

平成31年4月の県議選村山市選挙区(定数1)は国民民主党などが推薦する無所属新人が、自民党現職を相手に13票差の激戦を制した。

米沢市の自民関係者は現職と新人の接戦が相次いでいることについて、「県民は選挙に対する熱意が高く、かつ変化を求めているのだろう」と解説しつつ、「地域が真っ二つに割れてしまい、敗れた方は(次回選挙で)対抗馬を出すなど敵討ちが続きかねない」と懸念を口にした。

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