あきる野市長、失職公算大 不信任派議員が過半数

東京都あきる野市の村木英幸市長=6月、同市役所
東京都あきる野市の村木英幸市長=6月、同市役所

東京都あきる野市の村木英幸市長(65)が、自身の不信任決議を可決した議会を解散したことに伴う市議選(定数21)は24日投開票された。立候補者24人のうち、6月の不信任決議に賛成した前職18人、反対した前職1人、新人2人が当選し、不信任派が過半数となった。村木氏は議会の2度目の不信任案可決で失職する公算が大きい。投票率は46・07%で、昨年6月の50・01%を下回った。

地方自治法は解散後に初めて招集された議会で、3分の2以上の議員が出席し、過半数の賛成で不信任が議決された場合、市長は失職すると定めている。

議会事務局によると、議会は市長の特別養護老人ホーム整備をめぐる対応に問題があったとして、不信任決議を6月16日に可決した。議長を含む21人のうち、市長与党だった共産党を含む20人が賛成した。市長は地方自治法に基づき、議会を解散するか、自身が失職するかを判断することになり、6月23日に議会を解散。「市長選の公約でもあった特養の推進で議員の理解を得られなかった」と記者会見で述べた。

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