オリ山本、パ一番乗りで10勝 完璧投球も反省しきり

【オリックス―ソフトバンク】8回無失点でリーグ一番乗りの10勝目を挙げたオリックスの山本。奪三振数でもリーグトップに立った=7月23日、京セラ
【オリックス―ソフトバンク】8回無失点でリーグ一番乗りの10勝目を挙げたオリックスの山本。奪三振数でもリーグトップに立った=7月23日、京セラ

オリックス先発の山本は23日のソフトバンク戦で8回無失点。120球を投げて散発の4安打、二塁も踏ませない投球だったが、本人は「反省点はたくさんある」と振り返る。5-0での快勝の原動力となっても、球界を代表するエースの自らへの評価は常にからい。

ストレートの最速は157キロ。二、四回にグラシアルを2打席連続で見逃し三振にとるなど、120キロ台中盤のカーブを織り交ぜる緩急が有効だったが、一~三回に2死から走者を出したのが「狙いすぎた」と気に入らない。勝ち星は、早い回から援護してくれた味方のおかげと強調した。

今季2敗と、パ・リーグ5球団で唯一、勝てていなかったソフトバンクにリベンジ。防御率は1点台をキープし、奪三振数もこの日の9個で、佐々木朗(ロッテ)を抜いてトップに立った。そして10勝目にリーグ一番乗り。「前半戦で勝っておきたかったので良かった」と表情を緩めた。

チームは5割復帰。5チームが混戦を繰り広げており、後半戦は落とせないゲームが増えてくる。山本は「大事な試合で力を発揮できるようにしたい」。さらなる高みを目指し、後半戦もライバルたちの前に立ちはだかる。 (鮫島敬三)

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