サーキットでも、公道でも快適なランボルギーニ! 新型ウラカン・テクニカ試乗記

ランボルギーニ「ウラカン」に追加された「テクニカ」に、大谷達也がスペインで試乗した!

ウラカン史上トップクラスの快適性

バレンシア・サーキットを走り始めた1周目。相変わらずペースが速いランボルギーニのインストラクターについていこうとすると、コーナリング中のかすかなスロットル・コントロールに応じてクルマの進路が微妙に変化していることに気づいた。

路面に張り付いたような安定感を示すスーパースポーツカーとは正反対の、それはある意味で活気に溢れた走りだ。

人によっては「恐い」と思われるかもしれないが、ある程度サーキットを走り慣れたドライバーにとっては、むしろ「早めにクルマの特性がわかる」ことから歓迎されるマナーでもある。なぜなら、タイヤが実際に滑り始めるよりも早く、その予兆を掴むことができるからだ。

ランボルギーニ・ウラカンの最新モデル“テクニカ“は、サーキット走行と一般道走行の両方でベストなバランスを追求したスーパースポーツカーと説明されている。前作“ウラカンSTO”は思い切りサーキット走行に振ったキャラクターで、それだけに一般道での乗り心地はかなりハードだった。

けれども、テクニカは「ウラカン史上トップクラス」の快適性を実現しているのに、前述のとおりサーキット走行も満喫できる足まわりに仕上がっていたのだ。

ドリフトも安全に出来ちゃう!?

ただし、「早く滑り始める足まわり」だったら何でもサーキット向きというわけではない。まず、サーキット走行を楽しみたいなら、コーナリング時のロール(クルマの傾き)をしっかりおさえてくれる強靱な足まわりが欲しくなる。

もっとも、ウラカンのようなスーパースポーツカーは重心が低いので、足まわりをむやめに硬めなくてもロールを抑えられる。この辺も、ウラカン・テクニカが「サーキット走行と一般道走行」を両立できている秘密がある。

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