ジャガイモの品種メークイン発祥の地、北海道厚沢部(あっさぶ)町で23日、地元商工会の青年部などが279キロ、約1300人分のコロッケを作った。「最大のコロッケ」としてギネス世界記録に認定された。
曇り空の下、役場前に直径3メートルを超える特注鍋を用意。地元のメークインにひき肉、タマネギをまぜ合わせた約250キロのタネに衣を付けた。コロッケはクレーンでつり上げられ、約1100リットル、170度の油の中に。きつね色に揚げられたコロッケは、衣の中にぎっしりとメークインが詰まり、その甘みや舌触りの良さが好評だった。
町をPRしようと2004年から巨大コロッケを作ってきたが、ギネス挑戦は今回が初めて。これまでのギネス記録はオランダで作られた225・8キロだった。