アサヒビールは22日、全国各地で商品をPRするため昭和62年から起用していた「イメージガール」を廃止することを明らかにした。新型コロナウイルス流行の影響で昨年から見送っていた。キリンビール、サントリー、サッポロビールは既にやめており、ビール大手4社のキャンペーンガールは姿を消すことになった。
アサヒは廃止の理由について「総合的な判断」と説明している。消費者の意識の変化などが背景にあるとみられる。
アサヒは主力のビール「スーパードライ」を発売した年からイメージガールを起用。毎年1人を選び、初代は俳優の山口智子さんが務めた。その後も藤原紀香さんや井川遥さんらが選ばれている。