自衛隊施設125カ所で基準超 消火用水槽から有害物質

東京都新宿区の防衛省
東京都新宿区の防衛省

防衛省は22日、全国の自衛隊施設にある消火用水槽229カ所の水質を調査した結果、125カ所で国の暫定目標値(1リットル当たり50ナノグラム)を超える有害な有機フッ素化合物「PFOS」「PFOA」が検出されたと発表した。京都府の陸上自衛隊宇治駐屯地の1カ所では、目標値の17万4千倍の濃度を検出した。

防衛省は、環境への影響が懸念されていることを踏まえ、消火剤をPFOSなどを含まないものに交換する作業を進めてきた。現状では、未交換は海上自衛隊の厚木航空基地と硫黄島航空基地の2カ所となっている。

今回調査した水槽には、配管などを通じてPFOSなどが混入した可能性があるという。目標値を超えていた水槽では、水を処分し、内部を清掃するという。

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