囲碁の芝野虎丸九段が名人戦挑戦 8月から井山裕太名人と七番勝負

囲碁名人戦七番勝負への挑戦を決めた芝野虎丸九段
囲碁名人戦七番勝負への挑戦を決めた芝野虎丸九段

囲碁の第47期名人戦リーグの最終一斉対局が21日に行われ、首位に立っていた芝野虎丸九段(22)が羽根直樹九段(45)を破り7勝1敗となり、挑戦権を獲得した。9人が総当たりするリーグ戦。前期挑戦の一力遼棋聖(25)は最終局に勝利するも5勝2敗で、一歩及ばなかった。

3連覇がかかる井山裕太名人(33)=本因坊・王座・碁聖=との七番勝負は、8月24日に開幕する。

芝野九段は令和元年、当時の張栩(ちょう・う)名人(42)を4勝1敗で破り、初の七大タイトル挑戦で名人を奪取した。19歳11カ月で七大タイトルの一つを獲得するのは、平成21年に20歳4カ月で名人に就いた井山を上回る最年少記録。

芝野は名人獲得後の令和元年秋に、王座戦五番勝負で井山と激突。井山を破り2冠に。さらに翌年春には十段も手に入れ3冠保持者となった。七大タイトル戦を一つも落とさず3冠になるのも、初の偉業だった。

ただ、防衛がかかった2年の名人戦では井山に敗れ、2、3年と連続挑戦した本因坊戦七番勝負も、井山に屈している。

七大タイトル戦で両者が顔を合わせるのは5度目で、芝野は3年ぶりの名人返り咲きを目指す。

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