ロシア、東部ドネツク都市中心部を攻撃 南部でもミサイル7発

18日、ウクライナ東部ドネツク州トレツクでロシア軍の砲撃により破壊された住宅での救出作業(ウクライナ非常事態庁提供・ロイター=共同)
18日、ウクライナ東部ドネツク州トレツクでロシア軍の砲撃により破壊された住宅での救出作業(ウクライナ非常事態庁提供・ロイター=共同)

ロシア軍は19日、ウクライナ東部ドネツク州の主要都市クラマトルスク中心部を砲撃し、少なくとも民間人1人が死亡した。同州のキリレンコ知事が通信アプリの投稿で明らかにした。

地元メディアによると、ロシア軍はここ数日間、断続的にクラマトルスクの工業地帯に砲撃を加えていた。南部オデッサ州も巡航ミサイル7発の攻撃を受け、複数のけが人が出たほか、住宅や学校などに損害があった。

ウクライナ軍参謀本部によると、同軍は東部ルガンスク州セベロドネツクの西方に進軍しようとしたロシア軍に大きな被害を与えて撃退した。

ロシア軍の艦隊は黒海の北東部を依然封鎖しており、精密誘導兵器を搭載した艦艇が配備されているという。(共同)

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