「エンヤラヤー」掛け声合図に 祇園祭3年ぶり山鉾巡行

祇園祭で3年ぶりに行われた山鉾巡行で四条通を進む長刀鉾=17日午前、京都市(渡辺恭晃撮影)
祇園祭で3年ぶりに行われた山鉾巡行で四条通を進む長刀鉾=17日午前、京都市(渡辺恭晃撮影)

京都・祇園祭は17日、前半のハイライトとなる前祭(さきまつり)の山鉾(やまほこ)巡行が、3年ぶりに行われた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で過去2年は中止に。「動く美術館」とも称される豪華な飾りをまとった山鉾23基は夏の都大路を進み、沿道を埋め尽くした観客を魅了した。

午前9時、「エンヤラヤー」の掛け声を合図に、先頭の長刀(なぎなた)鉾が京都市中心部の四条烏丸交差点をゆっくりと出発。鉦(かね)や笛の祇園囃子が響く中、長刀鉾に乗り込んだ今年の稚児、岡本善太君(11)が、四条通に張られたしめ縄を太刀で切る神事に臨んだ。

祇園祭で3年ぶりに行われた山鉾巡行。四条河原町で辻回しをする函谷鉾=17日午前、京都市(渡辺恭晃撮影)
祇園祭で3年ぶりに行われた山鉾巡行。四条河原町で辻回しをする函谷鉾=17日午前、京都市(渡辺恭晃撮影)

見せ場は、交差点で山鉾の進行方向を90度変える「辻回し」。車輪の下に割り竹を敷き詰めて水を打ち、曳(ひ)き手たちが音頭に合わせて一斉に綱を引くと、山鉾がギシギシと大きな音を立てながら回り、沿道から拍手や歓声が起こった。

祇園祭は今後、24日に後祭(あとまつり)の山鉾巡行がある。

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