井山碁聖が防衛にあと1勝 囲碁の碁聖戦第2局

囲碁の第47期碁聖戦5番勝負第2局で一力遼棋聖(右)に勝利し、対局を振り返る井山裕太碁聖=16日夜、金沢市の北國新聞会館
囲碁の第47期碁聖戦5番勝負第2局で一力遼棋聖(右)に勝利し、対局を振り返る井山裕太碁聖=16日夜、金沢市の北國新聞会館

囲碁の第47期碁聖戦五番勝負の第2局が16日、金沢市で行われ、井山裕太碁聖(33)=名人・本因坊・王座=が201手までで、一力遼棋聖(25)に黒番中押し勝ちし2連勝で、防衛にあと1勝とした。第3局は27日に広島県廿日市市で打たれる。

前期と同じ顔合わせの碁聖戦。フルセットまでもつれこんだ昨年は、井山が3勝2敗で勝利し4期ぶり7度目の碁聖を獲得した。

以降、両者は七大タイトル戦でたびたび激突した。昨秋の名人戦七番勝負もフルセットの末、井山が一力の挑戦を退けて防衛に成功。しかし今年1月から3月にかけて行われた棋聖戦七番勝負は、一力が4勝3敗で制し井山の10連覇を阻止、初めて棋聖を奪取した。

死闘はさらに続く。5~6月に行われた本因坊戦七番勝負では井山が一転、4連勝のストレートで一力を下し、国内タイトル単独最多となる本因坊11連覇を達成した。井山は本因坊戦の4連勝、碁聖戦での2連勝で、対一力戦6連勝とした。

一力にとって碁聖は令和2年に初めて獲得した七大タイトルの一つで、思い入れもある。同じ相手に続けて負けるのは悔しい限り。第3局が正念場になる。

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