インタビューに応じる三菱UFJ銀行の松岡健太郎専務執行役員=大阪市中央区(井上浩平撮影)
インタビューに応じる三菱UFJ銀行の松岡健太郎専務執行役員=大阪市中央区(井上浩平撮影)

三菱UFJ銀行の松岡健太郎専務執行役員(西日本駐在)が産経新聞のインタビューに応じ、関西エリアを中心とした観光情報を集約したデジタル地図をインターネット上に設置することを明らかにした。2025年大阪・関西万博に向けた観光支援策といい、「魅力ある観光資源を広く知ってもらいたい」と述べた。

同行が観光関係のスタートアップ(創業間もない企業)の支援拠点として設置した「MUIC Kansai(ミューイック・カンサイ)」(大阪市中央区)の事業。関西と周辺の2府8県を対象に、自治体や事業者などの協力を得て、それぞれが個別に発信している観光情報をまとめたサイトを来年にも開設する。

スマートフォンなどで閲覧すれば利用者が今どの場所にいるかが分かり、周辺の観光情報を参考に散策などが楽しめるという。松岡氏は「デジタルなら店舗の営業情報などを早く更新できる。多言語に対応し、利用者が観光ルートを決めるのに役立つ」とした。

複数のスタートアップなどの参加を想定していることから、「課題を解決し、一つのプログラムを社会実装していく経験が積める。それによるノウハウや財産は、観光業にとどまらず活用できる」と語った。

また、関西について「当行の根幹をなす地域」とし、地域特性に応じた戦略を展開することで取引基盤の拡充に注力すると明言。「万博などの国家的なイベントやさまざまなプロジェクトに向けてグループの総合力を発揮し、お客さまや地方公共団体、地域金融機関などとともに、『関西・西日本の力』となりたい」と力を込めた。(井上浩平)

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