男女別定員なければ女子284人合格 今春の都立高入試

東京都新宿区の東京都庁第一本庁舎(佐藤徳昭撮影)
東京都新宿区の東京都庁第一本庁舎(佐藤徳昭撮影)

東京都教育委員会は13日、今年春の都立高入試を男女別定員なしで実施したと仮定した場合、不合格となった受験者のうち、男子は15人、女子は284人が合格したことになるとの試算結果を公表した。都教委は男女別定員の撤廃に向け、定員の段階的な緩和措置を進めており、来春以降の定員の在り方を検討する。

都教委は今春から全日制168校のうち、男女別定員を設けている109校の全校で定員の緩和措置を実施。今年は男女それぞれの定員のうち10%にあたる人数の合計を男女合同の定員として合否を判定した。

その結果、109校全体で男子は定員1万1303人に対し1万829人、女子は定員1万435人に対し1万315人が合格。男女別定員が全くなかったとして試算すると、男子は5校で計15人、女子は23校で計284人が合格していたことになるという。

都教委は昨年秋に男女別定員を段階的に廃止する方針を決めており、担当者は「高校進学を希望する生徒がきちんと入学できることが大事。(男女で)まだ差があることは解消しなくてはならない」としている。

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