日本一の女性を目指すコンテスト「MISS JAPAN(ミス・ジャパン)」の2022年ファイナリストの7人が13日、東京都千代田区の産経新聞東京本社内ふくのわプロジェクト事務局を訪れ、シャツやワンピースなどの衣類を寄付した。衣類は売却され、収益金はパラ水泳やパラバレーボールなどふくのわが応援する5つのパラスポーツ団体に寄付される。
茨城県代表の鈴木万結さん(23)は「中学高校時代に一気に身長が伸び、1シーズンで服が着られなくなった。きれいなまま捨てられなかった洋服が誰かの支えになるのがうれしい」と笑顔を見せた。
同コンテストは2019年にスタートし、初代グランプリには女優、土屋太鳳さんの姉、炎伽さんが選ばれた。活動の一つにSDGs(持続可能な開発目標)への貢献を掲げており、都道府県大会を勝ち抜いたファイナリストが、秋の決勝大会に向けチャリティー活動に励んでいる。
【ふくのわプロジェクト】 家庭などで眠る衣類を寄付してもらい、売却し、その収益金でパラスポーツの競技団体を応援している。寄付された衣類は選別され、東南アジアを中心に世界15カ国で販売される。2016年にスタートし、これまで約673トンが集まり、約1010万円が競技団体などに寄付された。