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安倍元首相の功績しのぶ 増上寺で葬儀、世界から弔意1700件

安倍晋三元首相のひつぎを乗せ、増上寺を出る車。沿道では多くの人たちが別れを惜しんだ=12日午後、東京都港区(松井英幸撮影)
安倍晋三元首相のひつぎを乗せ、増上寺を出る車。沿道では多くの人たちが別れを惜しんだ=12日午後、東京都港区(松井英幸撮影)

参院選の街頭演説中に銃撃され、67歳で死去した安倍晋三元首相の葬儀が12日午後、東京・芝公園の増上寺で営まれた。妻の昭恵さんが喪主を務め、岸田文雄首相らが参列。歴代最長政権を築いた安倍氏の功績を、親族らと共にしのんだ。この日までに計259の国や地域、機関から約1700件の弔意のメッセージが寄せられた。

葬儀の後には、安倍氏のひつぎを乗せた車が首相官邸の前庭に入り、首相や官邸職員らが手を合わせた。国会、自民党本部の前も通過した。

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12日の閣議後の記者会見では、林芳正外相や斉藤鉄夫国土交通相ら閣僚が改めて安倍氏の死を悼んだ。増上寺に設けられた献花台には、花束を手にした人々が長い列を作った。

安倍氏は参院選投票2日前の8日、奈良市内で凶弾に倒れた。11日には増上寺で通夜が営まれ、首相ら政界や経済界、外国の要人のほか、一般の人も含め約2500人が参列し、突然の別れを惜しんだ。


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