飯田、得意の内股でV 柔道GS

男子100キロ級の飯田は2019年10月以来となる国際大会優勝を果たした。世界選手権で2位2度の強豪、リパルテリアニとの決勝は中盤に得意の内股で技ありを奪う。指導二つを受けながらも相手の反撃をかわして逃げ切ると、大きく息をついた。

10代から大器として期待されながら、近年は伸び悩み、物足りない闘いが続いた。5月には24歳となり、大舞台でのタイトルが求められる。秘めた才能を買われて代表に選出された約3カ月後の世界選手権に向け「俺はやれるぞ」と闘志を燃やし、浮上のきっかけをつかんだ。(共同)

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