参院選

<独自>維新・松井代表辞任へ「役割終わった」

日本維新の会代表の辞任が承認された松井一郎氏=9日午後、大阪市中央区(沢野貴信撮影)
日本維新の会代表の辞任が承認された松井一郎氏=9日午後、大阪市中央区(沢野貴信撮影)

日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)が、参院選後に代表を辞任する意向であることが10日、分かった。維新は昨年秋の衆院選に続き、改選6議席からの拡大が確実視されるが、党規約に基づく残りの任期を務め、後進に託す。「ポスト松井」を巡る動きが加速する。

松井氏は来年春に迎える市長任期で政界を引退する。平成24年の結党以来、屋台骨として率いてきた松井氏が代表を退けば、党基盤が揺るぎかねないが、党務全般ににらみが利く間に代表選を行い、スムーズに委譲したい考えとみられる。

松井氏は周囲に「やることは全てやった。自身の役割は終わった」と話している。

党規約によると、維新は参院選などの大型選挙から45日以内に、代表選を実施するかどうか決定すると規定。昨年の衆院選後にも、松井氏は代表選が行われる場合は出馬しない意向だったが、国会議員や地方議員ら特別党員による投票の結果、代表選を実施しないことになり、松井氏の続投が決まった。

松井氏の任期は参院選投開票日の今月10日から90日後に当たる10月8日。辞任を表明すれば、任期中に代表選が行われる見通しだ。

松井氏は橋下徹前代表の政界引退を受けて27年12月、代表に就任した。令和2年11月に看板政策の大阪都構想が2度目の住民投票で否決され、兼務していた大阪維新の会代表を辞任した。

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