参院選2022

「テロには屈しない」各政党、SNSでメッセージ発信

安倍晋三元首相の銃撃事件から一夜明けた9日、各政党は交流サイト(SNS)などで、参院選のさなかに非業の死を遂げた元首相への哀悼の意を表した。

安倍氏が所属した自民党は動画投稿サイト「ユーチューブ」で各候補者の訴えの最初の場面に白の画面に黒字で追悼文を織り込んだ。約6秒間掲示されるメッセージでは「今回のテロ行為は民主主義に対する挑戦であり、断固抗議する」と強く非難。「暴力には屈しない」として、選挙活動を続ける姿勢を強調した。

最大野党の立憲民主党。9日朝に泉健太代表が個人のツイッターで安倍氏への弔意を改めて示し、同日夕には党の公式ツイッターでも「事件によって選挙活動、政治活動、言論活動を止めてはならない。われわれは決してテロに屈してはならない」との演説メッセージを公開し、犯行への怒りを示した。

トップが声明を出したのは日本維新の会。安倍氏と会食するなど近い存在だった松井一郎代表はユーチューブに約1分30秒の動画を投稿。「屈するわけにはいかない」とした上で、「選挙は民主主義の根幹。有権者の権利を奪うことはできない」と強調し、候補者に対して最後の訴えを有権者に届けるよう強く求めた。

共産党の志位和夫委員長は9日の埼玉選挙区での応援演説のもようをユーチューブで公開。「驚きと悲しみでいっぱい」と生まれた年が同じで衆院当選も同期だった「盟友」をしのび言葉を絞り出し、「どんな理由があっても自由な言論を暴力で封鎖することは絶対に許してはならない」と力を込めた。

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