露軍、攻勢再開へ「小休止」 米機関分析

6月10日配信されたウクライナを攻撃するロシア軍のりゅう弾砲(ロシア国防省提供・タス=共同)
6月10日配信されたウクライナを攻撃するロシア軍のりゅう弾砲(ロシア国防省提供・タス=共同)

ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、米シンクタンク「戦争研究所」は6日付戦況リポートで、露軍が現在、地上部隊の前進を一時停止させているものの、これは停戦の兆候ではなく、さらなる戦果を得るための態勢再建作業をしているからだと分析した。

戦争研究所によると、露国防省は2月24日の侵攻開始後に毎日、新たに占領した地域を発表してきたが、7月3日の東部ルガンスク州リシチャンスクの制圧後はそうした発表をせず、各方面への攻撃も限定的な規模にとどまっている。戦争研究所は、露軍が攻勢の再開に向け補給や部隊整備のための「作戦上の小休止」を取っていると分析した。

一方、露軍が次の制圧目標とする東部ドネツク州のキリレンコ知事は7日、6日に複数の集落が露軍の砲撃を受け、民間人計7人が死亡したと発表した。ウクライナメディアが伝えた。

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