埼玉LGBT条例、施行は8日

さいたま市浦和区の埼玉県庁(内田優作撮影)
さいたま市浦和区の埼玉県庁(内田優作撮影)

埼玉県の大野元裕知事は7日の記者会見で、県議会で可決、成立した性的少数者(LGBTなど)への理解増進を図る条例について、施行期日は今月8日とすると明らかにした。県民や事業者を対象に、条例に関する啓発活動や研修などを行う考えも示した。

条例は「性的指向または性自認を理由とする不当な差別的取り扱い」の禁止などを定めた内容で、県議会最大会派の自民党議員団が提出した。

県議会での審議では、条文に「差別的取り扱い」の定義が明示されていないことから、女性の権利侵害などを招きかねないと懸念する意見も出た。大野知事は、「身体は男性」「性自認は女性」という人が女湯に入ることを施設側が拒むなどのケースを念頭に、条例が「違法性を阻却(そきゃく)するものにはならない」と強調した。

LGBT条例が成立 埼玉県議会


会員限定記事会員サービス詳細