日本の問い合わせ「受け取ってない」 ロシア外務省が主張、サハリン2で

サハリン2で生産されたLNGを積み込む船舶=2021年10月、ロシア・プリゴロドノエ(AP)
サハリン2で生産されたLNGを積み込む船舶=2021年10月、ロシア・プリゴロドノエ(AP)

ロシア外務省のザイツェフ情報局次長は6日の定例記者会見で、日本企業も出資する極東サハリンの石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の全事業をロシアが支配下に置く新会社に移行させる大統領令にプーチン大統領が署名した問題で、日本側からの問い合わせは受け取っていないと述べた。タス通信が伝えた。

ザイツェフ氏はサハリン2に関する質問に「われわれは問い合わせを受け取っていないので、コメントするのは時期尚早と考える」と答えた。

サハリン2には三井物産と三菱商事、英石油大手シェルなどが出資。大統領令は、外国企業が新会社でも出資継続を希望する場合は1カ月以内に申告する必要があるとしている。

萩生田光一経済産業相は今月5日の閣議後記者会見で、液化天然ガス(LNG)の安定供給が守られるよう官民一体となって慎重に対応すると強調。「ロシア政府が求める各種手続きの期限や出資条件について外交ルートで説明を求めている」と述べていた。(共同)

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