「高橋先生ありがとう」 カードゲームファン衝撃と感謝

「遊☆戯☆王」作者の高橋和希さんが死去。大阪・日本橋のカードゲーム売り場=7日午後、大阪市浪速区 (安元雄太撮影)
「遊☆戯☆王」作者の高橋和希さんが死去。大阪・日本橋のカードゲーム売り場=7日午後、大阪市浪速区 (安元雄太撮影)

「信じられない」「噓だ」。「遊☆戯☆王」の作者、高橋和希さんの早すぎる死は、同作をもとに商品化された対戦型カードゲームのファンにも衝撃を広げた。

人気を博す「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム(遊戯王OCG)」は、週刊少年ジャンプ(集英社)に平成8年から連載された同作の中で主人公たちがプレーするカードゲームで、実際に商品化され11年から発売が始まった。多様な絵柄のキャラクターで構成されるトレーディングカードゲームは海外で普及していたが、遊戯王OCGは国内ブームの火付け役となり、さらに北米や欧州でも人気に。「世界で最も売れたトレーディングカードゲーム」として、ギネス世界記録にも認定された。

突然の訃報にカードショップの関係者からは悲しみの声が漏れた。大阪・日本橋にあるカードショップ「トレカパーク日本橋店」の店長、北拓朗さん(37)は「とても驚いた。もっと長生きしてほしかった」。近くにある別のカードショップ店長の男性(30)は「日本を代表するカードゲーム。僕がカードショップで店長をしているのも、遊戯王があったから」と肩を落とした。

人気漫画「遊☆戯☆王」の表紙とカードゲーム
人気漫画「遊☆戯☆王」の表紙とカードゲーム

近年はコレクター需要の高まりから、カードショップやオークションサイトなどで、レアカードに1枚100万円以上の値が付けられたことも。こうした人気の原点にあったのも、高橋さんの生み出すキャラクターやモンスターの魅力だ。

20年以上遊戯王に親しんでいるという大阪市住吉区の自営業、富永真悟さん(35)は「イラストがとてもきれいで、漫画の影響でカードを始めた。高橋先生には遊戯王を生んでくれてありがとうと言いたい」と感謝の言葉を口にする。大阪市生野区の会社員、木下満さん(37)は「イラストが大好きだった。ただただショック。亡くなった高橋先生のためにも、これからももっと遊戯王というコンテンツが盛り上がっていってほしい」と話した。

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