尼崎市の稲村市長、退任へ 今秋の市長選に出馬せず

尼崎市の稲村和美市長=尼崎市役所
尼崎市の稲村和美市長=尼崎市役所

兵庫県尼崎市の稲村和美市長(49)が、任期満了に伴う今秋の市長選に立候補しない意向を固めたことが7日、関係者への取材で分かった。3期目の今期限りで退任する。同日中に記者会見して正式表明し、理由などを説明する見通し。

同市では6月、全市民約46万人の個人情報が入ったUSBメモリーを一時紛失する問題が発生。稲村氏は春ごろから、次期市長選に出馬しない方向で検討していたとみられ、6月市議会で表明する予定だったが、問題の対応にあたるため、表明を延期したという。

稲村氏は奈良市出身。証券会社勤務を経て平成15年の兵庫県議選(尼崎市選挙区)で初当選。2期目の22年11月に市長選に立候補し、当時全国最年少の38歳の女性市長として初当選した。

USB紛失問題をめぐっては、市が原因などを究明する第三者委員会を設置。稲村氏は期末手当を全額カットした。

46万人分の個人情報USB紛失、尼崎市の全住民

「3期が一つの区切り」尼崎市の稲村市長、退任の意向表明

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