コロナ感染急拡大、東京「第7波に入った」 4週間後は1日に5万5千人の予測も

東京都庁=東京都新宿区
東京都庁=東京都新宿区

東京都は7日、新型コロナウイルスの感染状況を分析するモニタリング会議を都庁で開いた。7日間平均の新規感染者数が前週から倍増に近い勢いで増加しており、感染拡大のペースが継続した場合、1日当たりの新規感染者数が4週間後の8月3日には約5万4902人になるとの見通しが示された。専門家は「第7波に入ったとも考えられる」と警戒を呼び掛けた。

直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は7月6日時点で約4395人。1週間前の6月29日時点(約2337人)から約1・88倍に増え、2週間後の7月20日には1日当たり約1万5534人になるとの予測も示された。

6月29日時点では約1・38倍だった前週からの増加比そのものも上昇しており、国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長は会議終了後、報道陣に「新規感染者数の増加傾向はしばらく続くだろう」との見方を示した。

オミクロン株の派生型「BA・5」への置き換わりが進み、都独自のPCR検査でBA・5感染とみられる例が全体の33・4%に上っていることも報告された。感染経路が明らかになった陽性者のうち、会食による感染が6月21日~27日の173人から28日~7月4日は361人にほぼ倍増した。

都は、軽症の感染者らを受け入れる宿泊療養施設を現在の約9千室から約1万2千室に拡充。入院病床は熱中症患者が増加する現状などを考慮しながら、拡大を判断する。小池百合子知事は「感染状況に応じて機敏に対応する」と述べ、医療提供体制を確保しながらワクチン接種を促進する考えを示した。

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