塩野義のコロナ飲み薬 20日に審議、厚労省分科会

塩野義製薬の新型コロナウイルス感染症の飲み薬(同社提供)
塩野義製薬の新型コロナウイルス感染症の飲み薬(同社提供)

塩野義製薬の新型コロナウイルス感染症の飲み薬「ゾコーバ」について、厚生労働省が20日に薬事分科会と専門部会の合同会議を開き、緊急承認の可否を審議することが6日、分かった。実用化されれば国産初のコロナ飲み薬となる。6月22日の専門部会では結論が持ち越されていた。

ゾコーバは軽症、中等症患者向けで、細胞内に入ったウイルスの増殖を抑える働きがある。中間段階の治験データでは、ウイルス量の減少効果が確認された一方、事前に目標に定めた12症状での総合的な改善効果は明確に示せなかった。

緊急承認制度は5月の医薬品医療機器法改正で創設。治験が中間段階でも、安全性が確保され、有効性が推定されるなどの要件を満たせば時限的に医薬品を承認できる。前回の専門部会では主に有効性が推定できるかどうかをめぐり賛否が分かれていた。

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