保育園でいじめと認定 大津市の第三者委

大津市長に答申書の概要を説明する第三者委員会の春日井敏之委員長=6日午後、大津市役所
大津市長に答申書の概要を説明する第三者委員会の春日井敏之委員長=6日午後、大津市役所

小学2年の児童(8)が大津市立保育園に通っていた当時、性別に違和感を抱えていることが原因で他の園児からいじめ行為を受けたと訴えた問題で、市の第三者委員会は6日、服装をからかう行為などをいじめと認定し、保育士を対象にLGBTQや発達障害への理解を深める研修を充実させるよう市に答申した。

児童母親の代理人、石田達也弁護士によると、未就学児のいじめ問題を第三者委が調査したケースは過去に例がない。

第三者委の春日井敏之委員長は答申後の記者会見で「保育園でもいじめは起きると認識するスタートになる」と述べ、児童の母親も取材に「いじめが認められたのは大きい。同じ思いをする子がいなくなってほしい」と話した。

児童側は昨年2月、市に調査を要請。いじめ防止対策推進法では未就学児は対象にならないが、市は幼児の成長などへの影響を考慮して昨年4月に第三者委へ諮問した。

第三者委は仲間はずれや児童をたたく行為など計11件をいじめと認定した。

会員限定記事会員サービス詳細