日本は地雷除去に協力を ウクライナ支援で駐日大使

ウクライナのコルスンスキー駐日大使(寺河内美奈撮影)
ウクライナのコルスンスキー駐日大使(寺河内美奈撮影)

ウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使は6日、都内で講演し、ロシアによる侵略の被害を受けたウクライナの復興支援に関し、日本に地雷の除去や医療支援などを期待していると述べた。ロシアのプーチン大統領が今年12月までにウクライナの一部など旧ソ連圏を統合した「ソ連の再設立」を目指しているとの見方も示した。

ウクライナ政府は復興に要する資金が7500億ドル(約101兆9千億円)に上るとみている。大使は「勝利した後で長い長い復興の作業が待っている」と強調した上で、農地やインフラに放置された地雷の除去に関して「日本の専門的、人道的な支援を」と訴えた。医療支援では、戦争で負傷した国民が通常の生活に戻れるようリハビリ治療への協力を挙げた。

大使は、1922年にウクライナを含むソ連が成立してから今年12月で100年となる事実を挙げて、プーチン氏がそれまでにウクライナの一部やベラルーシなど「元ソ連の共和国を一緒にする」ことを狙っていると主張した。

また、ウクライナにとっての勝利は、ロシアが①ウクライナ東部とクリミア半島を含む領土の一体性の完全な回復②賠償の支払い③戦争犯罪人への裁判-に応じることだと述べた。

会員限定記事会員サービス詳細