岡山の生き埋め強盗殺人 68歳男に無期懲役判決

岡山地裁=岡山市
岡山地裁=岡山市

岡山県高梁市の山中で令和2年7月、知人の無職、川上馨さん=当時(59)=を穴に生き埋めにして殺害し、現金やキャッシュカードを奪ったとして強盗殺人罪などに問われた建築業、宮岡龍治被告(68)の裁判員裁判で、岡山地裁は5日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。宇田美穂裁判長は「残忍で非道な犯行態様で、川上さんの恐怖や苦痛は察するに余りある」と述べた。

弁護側は「金品を奪うことは殺害の後に思いついた」として、強盗殺人ではなく殺人と窃盗の罪にとどまると主張。宇田裁判長は、かねて川上さんを金づるのように扱っていた被告が、ギャンブルなどの遊興費のため収入を超える金品が必要な状況だったと指摘し「金品を奪う目的があった」として強盗殺人罪の成立を認めた。

判決によると、被告は2年7月16日午後7時ごろ~17日午前8時過ぎ、山中に掘った穴に川上さんを突き落とした後、土砂で埋めて窒息死させ川上さん宅で現金約29万円が入った財布とキャッシュカード4枚を奪った。

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