四国の取水制限、降雨で一時解除 台風が影響

酷暑の影響でダム湖に沈んだ旧大川村役場庁舎の一部が水面に出現した早明浦ダム=1日午前11時45分ごろ、高知県大川村(村のえき「結いの里」提供)
酷暑の影響でダム湖に沈んだ旧大川村役場庁舎の一部が水面に出現した早明浦ダム=1日午前11時45分ごろ、高知県大川村(村のえき「結いの里」提供)

国土交通省四国地方整備局や四国4県などでつくる吉野川水系水利用連絡協議会は5日、高知県の早明浦(さめうら)ダム下流にある池田ダム(徳島県三好市)から徳島、香川両県に供給する水量を減らす取水制限を一時的に全面解除すると発表した。台風4号の影響で池田ダムへの流入量が必要以上に増えたためで、早ければ7日にも制限を再開する。

四国地方整備局によると、早明浦ダムは貯水に努めるため、4日未明から断続的に放流を停止している。池田ダムには5日午前6時の時点で1秒当たり約1100トンの流入があり、徳島、香川両県に必要な約60トンを大幅に上回った。流入量が必要量を下回るまでは取水制限をしない。

早明浦ダムは2日午前9時現在の貯水率が30・4%と平年値(87・7%)を大幅に下回り、第3次取水制限が始まった。5日午前10時には41・6%へと回復した。

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