岸防衛相「深刻に懸念すべき」中国艦の尖閣水域進入

岸信夫防衛相(酒巻俊介撮影)
岸信夫防衛相(酒巻俊介撮影)

岸信夫防衛相は5日の記者会見で、中国海軍艦艇が4日に尖閣諸島(沖縄県石垣市)の領海外側の接続水域へ入ったことについて、「緊張を一方的に高める行為であり、深刻に懸念すべき状況だ」との見解を示した。

中国海軍のフリゲート艦1隻は4日朝、先に尖閣接続水域へ入ったロシア海軍のフリゲート艦1隻に続いて進入し、約5分で出た。

岸氏は「露艦に対応して航行した可能性がある」と指摘。中露両軍の連携行動については「可能性は考えられるが、断定的に言うことはできない」と述べるに留めた。

6月中旬から下旬にかけて中露の艦艇が相次いで日本列島を周回するような形で航行するなど、中露の軍事活動が続いている。岸氏は「中国の海空戦力による南西諸島や台湾周辺の軍事活動がますます活発化している」と述べ、引き続き動向を注視する考えを強調した。

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