大阪2歳女児死亡 家庭支援は適切だったか 府が検証部会設置へ

大阪府富田林市の自宅で死亡しているのが見つかった小野優陽ちゃん=ツイッターから
大阪府富田林市の自宅で死亡しているのが見つかった小野優陽ちゃん=ツイッターから

大阪府富田林市の団地で2歳の女児が半日近く放置され熱中症で死亡した事件を受け、同府の吉村洋文知事は5日、家庭の支援にあたった行政側の対応について検証する部会を設置する考えを明らかにした。今月下旬にも初会合を開き、来年1月には検証結果を明らかにする見通し。

事件をめぐっては、女児について児童相談所から連絡を受けた市が、令和2年10月から虐待が疑われる「要保護児童」として見守りを始めたが、昨年12月に「要支援」に引き下げて個別の家庭訪問も行っていなかった。

吉村氏は一連の経緯について「女児が要支援に切り替えたことが適切だったのかなど課題がある」と指摘。「同様の事案が起きないよう原因分析と再発防止に努めたい」と述べた。

一方、府は直近1年以内に要保護から要支援に切り替えた府内の全児童を対象に、家庭訪問などの緊急点検も実施する方針。

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