宮城・村井知事が〝懇願〟 記者に「私の孫見て!」

男性の育児参画を訴える宮城県の村井嘉浩知事=4日午後、県庁(奥原慎平)
男性の育児参画を訴える宮城県の村井嘉浩知事=4日午後、県庁(奥原慎平)

宮城県の村井嘉浩知事は4日の定例会見の終了間際、〝じじバカっぷり〟を発揮し、周囲を苦笑させる場面があった。司会役の職員が会見終了を告げると、村井氏は「ごめん、一つ忘れていた」と、メモを読みだし、「私が孫をベビーカーにのせ、授乳室でミルクをあげるパフォーマンスを行う」と語った。

「パフォーマンス」とは5日午前に村井氏が4カ月の初孫(担当課)を連れ、観光施設「松島海岸レストハウス」(同県松島町)内の置き型授乳室で授乳するというもの。村井氏は、工事不要で屋内に設置する置き型授乳室の普及や男性の育児促進を図る狙いがあると説明した。

ただ、同時刻には地方記者に取材が宿命づけられた高校野球地方大会の開幕式などを控え、昼過ぎには参院選を巡り、自民党重鎮が仙台市に駆けつける。

村井氏は「記者の皆さま、参院選は横に置いて、ぜひこちらの方に。私の孫の顔を見てやってください!」と〝本音〟もにじませながら、会見を締めくくった。

会員限定記事会員サービス詳細