KDDI障害、コロナ患者の健康観察にも影響 急遽チラシ配布も

大阪府庁=大阪市中央区
大阪府庁=大阪市中央区

2日未明に発生したKDDI(au)の大規模通信障害の影響で、大阪府内の各地の保健所では新型コロナウイルスの自宅療養患者と連絡が取りづらくなるケースがあり、対応に追われた。

大阪市保健所では、重症化リスクが低い自宅療養者に、ショートメッセージサービス(SMS)経由で体調急変時の緊急連絡先などを送っている。市によると2日、約780人にSMSを送信。うち約220人については「送信不能」とのエラーが出たという。

新たな療養者を含め、3日夕の段階でも約100人に送信できない状態が続き、夜になってほぼ解消した。

藤井寺市や松原市など4市を管轄する藤井寺保健所では2日、新規自宅療養者15人に対し、緊急連絡先などを知らせるSMSが届かなかった。同保健所は同日中にバイク便で15人の自宅に必要な情報が記載されたチラシを送付。3日にはSMSが送信できるようになった。

茨木市など2市1町を管轄する茨木保健所でも、重症化リスクのある自宅療養者数人への電話が一時不通となった。このほかの保健所でも、SMSや電話の一時不通はあったものの、目立ったトラブルは確認されていないという。

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