4630万円誤給付 勾留取り消し求め準抗告、逮捕の男

山口県阿武町役場
山口県阿武町役場

山口県阿武町の誤給付金4630万円をめぐり、電子計算機使用詐欺容疑で住民の無職、田口翔容疑者(24)が逮捕された事件で、弁護側が勾留の取り消しを求めて山口地裁に準抗告したことが4日、分かった。「逃亡や証拠隠滅の恐れはない」としている。

弁護側などによると、容疑者は誤給付された4月8日以降に計約4630万円を出金。町は容疑者が税金を滞納していたことから国税徴収法などに基づく手続きで約4290万円を回収し、残りの約340万円も法的に確保した。

弁護側は約340万円について、友好的なスポンサー「ホワイトナイト(白馬の騎士)」から借り入れ、山口地方法務局萩支局に供託。6月27日付で受理されたため「全額の返済が完了した」としている。

容疑者は4630万円の一部を別の口座に振り替えたとして、これまでに3回逮捕された。

会員限定記事会員サービス詳細