参院選党首に聞く

⑧社民党・福島瑞穂党首「今回は憲法も党も私も正念場」

社民党・福島瑞穂党首(矢島康弘撮影)
社民党・福島瑞穂党首(矢島康弘撮影)

さまざまな支援の現場に行っているが、仕事がない、お金がない、住まいがないという人たちが本当に多い。格差拡大と貧困が本当にひどい。政府はその実態が見えていない。新自由主義が人々の生活や雇用を壊してきた。岸田文雄内閣は絆創膏をちょっと貼るだけで放置している。公平な税制、労働法制の規制、最低賃金の抜本的な引き上げをしなければいけない。

「がんこに平和 くらしが一番」がスローガンだ。憲法9条が日本の平和を守ってきた。過去の自民党政権でもしなかったことをやろうという岸田政権に大変な危機感を感じる。防衛費を倍増すれば11兆円だが、公立小中学校の給食無償化に必要なのは4326億円で、すべての大学の入学金と授業料をゼロにするには3兆円だ。未来や人々への支援に使うべきだ。

今回の選挙は憲法にとっても、党にとっても、私にとっても、日本の社会、政治にとっても正念場だ。比例代表で得票率2%以上を得ないと政党要件を失ってしまう。ぶれずに、国民のある種の思いを体現して踏ん張り、防衛費増額の大合唱に「ちょっと待て」という政党が国会には必要だ。(千葉倫之)

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