ピーター・ブルック氏死去 高松宮殿下記念世界文化賞受賞者

ピーター・ブルック氏
ピーター・ブルック氏

【ロンドン=板東和正】1997年に高松宮殿下記念世界文化賞(演劇・映像部門)を受賞した英国の世界的演出家、ピーター・ブルック氏がパリで死去した。97歳だった。英BBC放送(電子版)などが3日報じた。

25年、ロンドン生まれ。英国の名門劇団ロイヤル・シェークスピア・カンパニー(RSC)などで作品を多数手がけた。代表作は「リア王」、「真夏の夜の夢」、「テンペスト」など。

ブルック氏は、演劇の神様とも呼ばれ、「真夏の夜の夢」では空中ブランコを使うなど斬新な演出で知られた。古代インドの長編叙事詩を題材にした9時間の大作「マハーバーラタ」は同氏の集大成とされ、世界的に注目された。

70年代にパリに拠点を移し、国際的な活動を展開。映画監督としても活躍し、日本の演出家にも大きな影響を与えた。

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