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産経抄

7月3日

蚕の幼虫はクワの葉を食べ、口から糸を吐いて繭を作る。もとはクワコという近縁の虫が人に飼い慣らされ、蚕になったとされる。養蚕の発祥は中国で、その歴史は6千年以上と古い(『絹の東伝』布目順郎著)。 

▼人間のもとで長い春秋を経た蚕の生態には、同情を覚えなくもない。野生のクワコは、かごの中に入れると外に逃げようとする。蚕は腹筋が退化し、木の枝をよじ登ることさえできない。環境への順応と言えば聞こえはよいが、一度失ったものは簡単には戻らない。 

▼繭の中で育つものも、国が違えば姿形まで変わるものらしい。自由。民主主義。法の支配。多くの国が「普遍的な価値」と認めてきたものが、かの国では異物の扱いを受ける。民主派を弾圧し、言論の自由を踏みにじるなど数々の暴虐を生んだ一党独裁の繭である。

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