猛烈な暑さが連日続く中、週末を迎えた各地の海水浴場は2日午前中から多くの人でにぎわった。新型コロナウイルスを警戒して2年連続で海開きを見送った海水浴場も多く、家族連れや若者らが周囲との密集を避けながら解放感に浸り、ひとときの涼を楽しんだ。
神奈川県逗子市の逗子海水浴場も2日午前からパラソルなどが立てられた。長野県山形村から訪れた会社員の女性(36)は「子どもに久々の海を楽しませたい」と話し、長男(6)は浮輪を抱え「いっぱい泳ぐ」と笑顔を見せた。
関西屈指のリゾート地として知られる和歌山県白浜町。5月から海開きしていた白良浜の海水浴場は多くの家族連れらが訪れた。大阪府岸和田市の女児(6)は「白い砂がさらさら。気持ちいい」とはしゃぎながら水遊びを楽しんだ。