若手の理想、どうくみ取るか　竹内洋氏

人事院の発表によると、令和４年度春の国家公務員採用試験で、キャリア官僚と呼ばれる総合職には１８７３人が合格した。このうち東大出身者は２１７人で、２年度の２４９人を下回って過去最少に。霞が関は、かつてほど優秀な学生を集められなくなっているのか。若い世代の職業観が大きく変化する中で、新しい霞が関像、官僚像とは。京都大名誉教授の竹内洋氏、慶応大総合政策学部教授の松井孝治氏、元厚生労働省改革若手チーム代表の久米隼人氏に意見を聞いた。

竹内氏の話は次の通り。

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