C大阪が再び王者川崎に土…セットプレー2発で逆転

川崎戦の後半、ヘディングで同点のゴールを決めるC大阪・船木(上)=ヨドコウ
川崎戦の後半、ヘディングで同点のゴールを決めるC大阪・船木(上)=ヨドコウ

C大阪は得意のセットプレーで、前回対戦の雪辱に燃える王者を迎撃した。2日にヨドコウ桜スタジアムで行われた川崎戦。キッカー鈴木のFKから後半に2点を奪って2-1の逆転勝ち。小菊監督は「準備していたセットプレーで2点を奪い、総力戦で勝ち取った勝利をうれしく思う」と選手の奮闘をねぎらった。

4月2日の前回対戦は退団した乾らのゴールで4-1と快勝したが、今回は主将の清武や守備的MF原川、左サイドバックの山中らが故障で不在。それでも、ピッチに立った選手らが粘り強く戦った。

序盤から川崎の巧みなパスワークに翻弄される展開が続いたが、素早い寄せとカバリングを徹底してゴールを割らせない。前半36分にCKから先制点を許したが、その後もファイティングポーズをとり続けた。

すると後半は徐々に好機をつくれるように。14分に中央付近で得たFKを舩木が頭で決めて同点。左サイドバックで先発し、2試合連続ゴールとなった舩木は「練習からしっかり取り組んで高め合っている。自信がないとピッチに立つ資格はない」ときっぱり。ロスタイムには、右サイドからのFKを途中出場のパトリッキがタイミング良く近いサイドに入り込んでヘディングシュートを放ち、試合をひっくり返した。

「セットプレーは自分たちの武器だと思う」とJ1初ゴールのパトリッキ。精度の高いキックだけでなく、守備的MFとして奮闘した鈴木は「苦しい状況で力を出せるかが選手の価値だと思う」と強調した。

再び川崎に土をつけ、5位浮上。次節以降も2位鹿島、首位横浜Mと上位陣との戦いが続く。「(劣勢を)巻き返せるのが今のチームの強さ。やるべきことを全員が共有できている」と小菊監督は言う。ハードワークを徹底し、勝負の7月戦線に臨む。(北川信行)

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