最下位神戸の吉田新監督が取材対応「最低でも半分以上勝つ」

神戸再建を託された吉田孝行監督(撮影・蔵賢斗)
神戸再建を託された吉田孝行監督(撮影・蔵賢斗)

今季3度目の監督交代でサッカーJ1神戸の新指揮官に就任したOBの吉田孝行監督(45)が1日、初めてのオンライン囲み取材に応じ、「残留争いで上にいくチームは団結力があり、危機感を持っている。16試合残っているが、最低でも半分以上勝たないといけない」と目標を掲げた。

強化部スタッフからの転身で3度目の指揮官就任となった吉田監督は「クラブから『やってほしい』といわれ、引き受けることにした。しっかり自分のやりたいことを選手に落とし込んでいる状況。難しい状況を乗り越えるには一人一人が気持ちを入れ替え、みんなでチーム力を上げるしかない。相当な覚悟がいるのもみんな分かっている。一致団結して戦っていきたい」と決意表明。前任のロティーナ氏が築いた組織的な守備については「構築したものは大きく、捨てるのはもったいない。監督がコロコロ代わり、選手が迷ってもいけない。いい部分を残していきたい」と説明し、課題となっている攻撃面については「(点を)取るべき選手が取っていないことで、彼らも責任を感じている。ただ、全員の責任だと思う」と話した。その上で、OBとして「クラブ愛だったり、感謝の気持ち、恩もある。見返したい思いもある。現役時代にたくさん残留争いをしたが、苦しいときに何ができるかが人間の価値だと思っていた。『やばい』のはみんな理解している。『俺が変えてやるんだ』という選手に出てきてほしい」と強調した。

神戸は韓国Kリーグの仁川からモンテネグロ代表FWのステファン・ムゴシャ、J1鳥栖からMF飯野七聖を獲得。ロシアのウクライナ侵攻に伴う国際サッカー連盟(FIFA)の特例措置により期限付きで加入していたMF橋本拳人との契約も延長した。今季のJ1は2勝5分け11敗で最下位の18位に低迷している。

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