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露がミサイル攻撃、18人死亡 要衝喪失で報復か

複数の煙が上がるズメイヌイ島(ウクライナ軍提供、ロイター)
複数の煙が上がるズメイヌイ島(ウクライナ軍提供、ロイター)

ウクライナ南部オデッサ州当局は1日、同日未明にロシア軍のミサイルが高層住宅など民間施設に着弾し、幼児を含む計18人が死亡したと発表した。露軍は6月30日、侵攻開始直後に占領していたオデッサ沖の要衝ズメイヌイ島からの撤退に追い込まれており、ミサイル攻撃はウクライナ軍の島奪還に対する報復の可能性がある。

ウクライナのゼレンスキー大統領は30日のビデオ声明で、「ズメイヌイ島の解放に成功した」と表明。同島の奪還により、黒海での露軍の活動は大幅に制限されると強調した。

一方、ロシアが実効支配するウクライナ南部クリミア半島の行政当局は1日、クリミアと、侵攻後に露軍が占領した南部ヘルソン、メリトポリ、ベルジャンスクを結ぶバス便が同日に運行を開始したと発表した。これらのバス便の運行は2014年のロシアによるクリミア併合以来、8年ぶり。タス通信が伝えた。ロシアは交通網の整備を通じ、占領地支配の既成事実化を図る狙いとみられる。

同日にはクリミアとウクライナ南部を結ぶ旅客鉄道便の運行再開も予定されたが、直前になりクリミアのアクショノフ首長が「安全確保対策が完了していない」として延期した。南部ではウクライナ軍が反攻作戦を展開しているほか、パルチザンの反露武力闘争も伝えられている。ただ、アクショノフ氏は「安全確保対策は数日以内に終わる」とし、近日中の鉄道便の運行開始に意欲を示した。

東部ルガンスク州のウクライナ軍の最終拠点リシチャンスクでは1日も激しい戦闘が続いた。ウクライナ軍参謀本部は同日までに、露軍が市郊外の製油所の一部や複数の集落を制圧したと発表した。露軍側は「市の約50%を掌握した」と主張している。

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