黒海要衝ズメイヌイ島「解放」 ゼレンスキー大統領が宣言

ズメイヌイ島(ウクライナ軍南部作戦管区からロイターが6月30日に入手)
ズメイヌイ島(ウクライナ軍南部作戦管区からロイターが6月30日に入手)

ウクライナのゼレンスキー大統領は6月30日、ビデオ演説で、ロシア軍が撤退した黒海の要衝ズメイヌイ島が「解放された」と宣言した。ロシアによる黒海封鎖でウクライナからの穀物輸出が滞り、世界で小麦価格が高騰するなど食料危機の懸念が高まる中、ウクライナは今回の戦果を輸出再開への足掛かりにしたい考えだ。

ウクライナ軍は30日、ミサイル攻撃などでズメイヌイ島からロシア軍を撤退させたと発表。バイデン米大統領もウクライナが島を奪還したとの見方を示した。ロシア国防省は、撤退は黒海経由の穀物輸出再開に協力するための自発的な撤収だと主張している。

ウクライナ東部ドニエプロペトロフスク州のレズニチェンコ知事は30日、ロシア側の攻撃で州内にある穀物倉庫が破壊されたと非難した。

ズメイヌイ島は黒海の主要港への船舶の出入りを監視でき、ロシアは2月の侵攻直後に制圧していた。(共同)

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